「プーサン・ニホンエイセイ小学校」に 定期訪問しました
日本衛生株式会社創立30周年記念事業の一環として、平成20年より「ニチエイ基金」を設立し、翌年4月にラオスのプーサン村に「プーサン・ニホンエイセイ小学校」を建設寄贈。以後、毎年現地を訪問し支援を続けていますが、令和2年度から令和4年度までの3年間コロナウイルスによる渡航規制のため現地に行くことが出来ず、ラオス在住の通訳兼コーディネーター(ダラヴォンさん)を通じて支援金を渡すことしか出来ませんでした。
コロナウイルスの流行も多少落ち着き、去年より現地訪問を再開し、今年は弊社の福山会長、札幌清田ライオンズクラブ代表として株式会社スリーエスメンテナンスの花房社長の3名で現地を訪れてきました。
開発営業部 佐藤武志
<小学校訪問に関するスケジュール>
- 10月23日 7:55 千歳空港から羽田空港、タイバンコク経由にてラオス・ビエンチャンに、ホテルには22:00頃到着する。
- 10月24日 学校の支援品(教科書やノート、ボールペン等)子供達にサッカーボール贈呈のため、現地にて購入し。その後ダラヴォンさんと明日の日程等打合せ実施する。
- 10月25日 事前に手配していた車に、札幌及び現地で購入した支援品やお土産を積み込み9時過ぎにプーサン・ニホンエイセイ小学校に到着する。
小学校では今回の支援事業に関する歓迎会が行われ校長先生の挨拶及び昨年の支援金の使途及び今後の支援金の使途などのお話があり、今回の支援金20万(現地通貨キープ)を渡しました。
福山会長より試合用のサッカーユニホーム15着、スリーエスメンテナンス花房社長よりサッカースパイク15足とコーチ用Tシャツ3着、私はサッカーボール2個、小学校1年~5年生の教科書、ノート、ボールペン等支援品を贈呈し、子供たちは早速ユニホームに着替え、スパイクを履きグランドで試合を始め大変喜んでいました。その後、学校側より小学校に通う生徒の中から4家族を選出して頂き家庭訪問を実施しました。生徒の中には片親の家庭や日々の生活が大変苦しと、支援をお願いする人もいて、何らかの支援が必要かと、考えさせられる訪問となりました。その後小学校に戻り昼食を頂きながら今後の支援用途についてお話があり、学校を囲う塀を作りたい(現在は一部のみ)校舎内壁の汚れが目立っており、塗装がしたい。引き続き電気設備の修理等が有りました。
私は初めてプーサン・ニホンエイセイ小学校の支援事業でラオスを訪問しましたが、生活環境は日本に比べて大変遅れていますが、小学校に通っている子供達は笑顔がとても印象的で、家庭訪問した時は自分達のために椅子を用意してくれ、気遣いができるこの女の子に心から感動しました。これからも引き続き支援活動が必要であることが感じられました。
最後に、この様な貴重な体験をさせていただき大変感謝いたします。ありがとうございました。