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お知らせ

CSR活動

「プーサン・二ホンエイセイ小学校」の定期訪問

日本衛生株式会社創立30周年記念事業の一環として、平成20年より「ニチエイ基金」を設立し、翌年4月にラオスのプーサン村に「プーサン・ニホンエイセイ小学校」を建設。それ以降、毎年現地に訪問し支援を続けていましたが、令和2年から令和4年までの3年間は新型コロナウイルスによる渡航規制により訪問出来ませんでしたので、日本在住ラオス国籍の通訳兼コーディネーター「ダラヴォン」さんを通じて支援金を渡してもらいました。
その後海外渡航の緩和に伴い、現地訪問を再開してから3年目を迎え今年は私1名で訪問してきました。

札幌営業部 大槻真裕

<学校訪問のスケジュール>

11月2日(日) 10:00 新千歳空港からタイ・バンコク空港へ出発。
15:50 バンコク空港到着後、ダラヴォンさんと落ち合いラオス・ビエンチャンへ向かう。ホテルは24:00頃到着する。
11月3日(月) 学校の支援品(教科書・ノート・ボールペン等)、生徒全員に配るお菓子を現地にて購入。その後、ダラヴォンさんと明日の学校訪問について打合せ。
11月4日(火) 8:30 送迎車を利用しプーサン・ニホンエイセイ小学校へ向かい、1時間ほどで到着しました。学校ではサッカー少年が迎え入れており、到着後すぐにサッカーの試合を披露してくれました。
サッカー終了後、小学校側で支援事業に関する歓迎会を行って頂き、校長先生から近況報告、昨年の支援金使途、今後の支援金使途などの説明を受け、今回の支援金20万円(現地通貨2,780万キープ)を渡しました。
その後、学校側から6家族選出してもらい家庭訪問に行きました。プーサン村では父親・母親が貧困などの理由で失踪することがあり、訪問した6件中3件が片親の家庭でした。住んでいる家は電気が通っていない、寝る場所しかないなど過酷な状況を目の当たりにし、日本での生活が恵まれていることを気づかされる機会になりました。
お昼頃に小学校へ戻り先生と一緒に昼食を取りながら、学校運営の課題ついて説明を受け、午後の授業が始まる頃先生及び生徒たちに見送られビエンチャンに戻りました。
11月5日(水) 20:30 ビエンチャン空港からタイ・バンコク空港へ
23:45 バンコク空港から新千歳空港へ向かう。
11月6日(木) 9:30 予定より1時間遅れて新千歳空港到着した。

今回のニチエイ基金支援事業で感じた事は、日本に比べて厳しい環境であっても生徒達の目はとても輝いており、そして学校内を無邪気に走り回っている姿を見ていると感慨深いものがありました。
今日の学校は、サッカー場や図書館など遊ぶ物が充実した事で、生徒たちは学校へ行く事がとても楽しみにしているそうです。それも諸先輩たちが長年かけて支援してきた功績であって、これからも支援を続けたいと思います。
最後になりますが、このような貴重な体験をさせて頂きとても感謝しております。ありがとうございました。

<昨年の支援金使い道>
・電気設備・電球・排水管の修理
・ゴールポストの作成
・セパタクローやダンスが出来る床コンクリートを設置

<今回の支援金使い道>
・パソコンの購入
・教室の換気扇を修理
・学校の外周囲に塀を設置

ラオス ビエンチャンで学校に渡す教科書・文房具を購入

サッカーの様子
 

教室内で歓迎会を行ってくれました。子供たちから花の首飾りをかけてもらいました。

図書館で読書している様子
 

家庭訪問の様子
 

小学校の教室で先生と一緒に昼食を頂きました。
 

お昼休みの様子。カメラの前でちょっと照れています。

学校に着くとサッカー少年が出迎えてくれました。緑・赤のユニフォームになります。

皆でサッカーを観戦。右側は通訳のダラヴォンさん、隣が校長先生になります。

校長先生に支援金を渡しました。
 

家庭訪問の様子
 

家庭訪問の様子
 

お昼休みの様子。ゴム縄跳びやボール遊びをしています。

校舎前で校長先生、教職員、子供達と記念撮影。男子生徒100名、女子生徒81名、先生7名になります。