「プーサンニホンエイセイ小学校」に定期訪問しました。
日本衛生株式会社創立30周年記念事業の一環として、平成20年より「ニチエイ基金」を設立し、翌年4月にラオスのプーサン村に「プーサンニホンエイセイ小学校」を建設寄贈。以後、毎年現地を訪問し支援を続けており平成22年には高架水槽給水ポンプ、平成24年にはトイレ棟などを寄贈してきました。今回の訪問では、弊社取締役の藤田が小学校を訪問し、3年計画で進めていた図書館建設の進捗状況の視察と今回持参した支援金贈呈、並びに学校生徒達の家庭訪問などを行いました。
今年の支援につきましては、学校への支援金20万円(現地通貨1,540万キープ)と生徒達へ、英語の教科書105冊とボールペンの他に、日本から持参したプレゼントを渡しました。
3年計画の図書館建設については、基礎と柱を初年度に、次年度に屋根と壁、次々年度に内装などの予定でしたが、工事が遅れており今回の訪問では、昨年訪問時の屋根に外壁のみが取り付けられていました。理由を伺うと、建設に係る費用が高く予算オーバーしてしまい思うように進行していないとの事でした。学校側へは、工事業者との交渉を行い完成出来るよう改めてお願いをしました。また、今後については、屋根と外壁をつなぐ壁(矢切)の工事、施設完成後は照明設備や机等の備品、本などのインフラ整備を行う予定です。
今回の小学校訪問を通じて、小学校のインフラ整備や維持管理に向けて、まだまだ支援が必要であることを感じると共に、小学校に通っている貧困家庭の子供たちにも、何らかの形で支援を行うことができないだろうかと…とても考えさせられました。
最後に、この様な貴重な経験をさせていただき大変感謝致します。ありがとうございました。
日本衛生株式会社 藤田 哲哉